2012年4月9日月曜日

今夜、僕は君のロックンロール・スター。

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、wearerのYKです。

近頃は、貧乏暇なしという言葉を、これでもかと体現しております。
年度末 / 年度明けが忙しいことはわかっていたのだが、まさかこれほどまでとは…。
そしてこれほどまでに働いているのに、なぜこんなに金がないんだ…。

ここ最近のことを、思い出せるだけ。


渋谷LUSH&home2店舗同時開催イヴェント「LUSH HOUR Special」にてwearerのライヴ。
僕らはhome側のトリでした。
ものすごく盛り上がったなあ。
久しぶりにお会いできた人もいて、個人的にも、うれしい日だった。
呼んでくれた宮内くん、ありがとう。

この日、「Rock'n'Roll Star」という新曲を、宇宙初披露しました。

ある夜、友達が僕にこう言ったんだ。
「おまえなりの『Rock'n'Roll Star』を書けよ」って。
僕たちはお互いにしこたま酔っぱらっていたけれど、僕はこの言葉がなんだか嬉しくて、ずっと覚えていたんだな。

僕はえいちゃんに託したこの歌で、ひとつの答えを出せたような気がしている。
結局僕は、計算が下手なのです。
狙いすましてていいもの作る才能なんて、これっぽちもないのです。
だから、とにかく、どこまでも、僕にとって、嘘がない歌を。
何よりそれが、いちばんふかくまで届く歌なんだ。

この新しい歌にひっぱられるように、僕らの演奏も、どんどん変わっていく気がしている。
今後とも、wearerをよろしくお願いいたします。

あ、それから。
この日のイヴェントは、ものすごくたくさんバンドが出ていて。
でも、中でもSentimental Toy Paletteさん、ものすごいよかった。
なんかちょっと見ないうちに、ものすごくエモくなってた。
また御一緒できるといいな。

みんなが思うようなロックンロール・スターには、なれないかもしれない。
でも、今夜、僕は君だけのロックンロール・スターになれたなら。
そう、なれたなら。


 ☆
雲野けんじワンマン、無事に終わりました。
ご来場いただいたみなさん、DJのみんな、guestコバカツさん、本当にありがとう。
そして何より、けんじさん、お疲れ様でした。

雲野けんじという男の生き様が、これでもかと叩き付けられた1時間だった。

何度も言うけど、弾き語りは、素材のうまみなんだよな。
だから、うまいとかへたとか、ほんとにどうでもいいんだ。
この日の雲野けんじは、どこまでも、どこまでいっても、雲野けんじだった。
ジャスト雲野けんじだった。
これ以上もこれ以下もなく、雲野けんじだった。

だから、これでよいのです。
あんなんやろうと思ってできるもんじゃないよ。

サポートではいってきた増田さんもすごかった。
あの人、ほんとにぶれない。とにかくぶれない。

けんじさん、次回はもっとやらかしましょう。

DJのみんなも、それぞれ色がちゃんとあって、どれもすてきなプレイだったな。
みんなありがとね。
なかでも、プニカポルカの鈍くん、DJ上手でびっくりした。
選曲も、よく練られたうえに、きっちり筋が通っていた。
また聴きたいな。


クレイマン・クレイマンの生くん、中川くんとユームラウト西村の家で鍋。
生くんが忙しくて、僕もなんだかバタバタしてて、やっとのことで予定をあわせたんだよなー。楽しかった。
締めにものすごいストイックな雑炊が出て来て戦慄した(水分がなくほとんど白飯)。
しかしクレイマン・クレイマン、若いのにしっかりしてんだよなー。
演奏もめちゃくちゃうまいし…
またライヴ遊びに行こう。そうしよう。


母親の誕生日に、中目黒の鳥鍋の店で食事。
久しぶりにいったらだいぶ様子が変わってたけど、いいお店だったな。
そしてなぜだかだいぶ値段も変わっててわたしのふところに衝撃が走りましたが、動揺を押し殺しながらVISAを発動しました。
たまには、ちょっと贅沢したって、いいじゃんね。
僕も少しは大人になれたかな。
ほんの少しは。

母さん、お誕生日おめでとう。


渋谷スターラウンジにて、TOKYO BOOTLEGのアーリーさん主催の企画に出る。
対バンにmalca、MONSTER BURGER、less quantic、bananafish、counterparts。

この日は平日のライヴだったのだけれど、このところ仕事がパチンパチン過ぎて、数日前からライヴに間に合わないのではないかとビビりながら仕事に追われておりました。
なんでこんな時期の平日にライヴぶっこんだんだ…自分のマネージメント能力の低さを恨みます。

結局当日は、上司が席を外した瞬間に、まるでトイレにでも行くかのような雰囲気で帰るという暴挙により、本番の20分前にライヴハウスに着くことができました。

なんか久々にless quanticの平坂に久しぶりに会ったなあ。
あいかわらずベロベロだったな、あいつは。いったいなんなんだ。家とかあんのか。
counterpartsさんとも対バンできて嬉しかった。

そしてこの日、なんと打ち上げにトムソー13世さんがやってきたのです。


けんじさんと友達だってことは知ってたんだけど、まさかこの日お会いできるとは…。
snoozerのレビューとか読んでましたからね、僕は。
とりあえず飲んじゃったのでみんなでハモンスタジオに泊まり、翌朝そのまま辛い労働に出かけました。


この週末、たくさんの桜を見たなあ。
ずっとお酒を飲んで過ごした。
なんか久々に、なにもかもどうでもいいような気持ちになったな。

お酒をどれだけ飲んだところで、僕はひとりだった。
それがわかっただけだった。
どれだけ眠っても眠りは浅く、体は疲れたままだった。
誰も僕の名前を呼ぶものなどなく、 そのくせ夜は短かった。

歌になりもしない、こんな気持ち。
歌にしたくなどない、こんな気持ち。
それでもどうせ、どのみち、僕は歌を書くんだろう。



春だ。そっか、春なのだな。