2014年6月18日水曜日

遠く離れた場所であっても、ほら。

平素より大変お世話になっております。
wearerのYKです。
夏の匂いがします。

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下北沢サウンドクルージング、無事に終了いたしました。
お忙しい中、また沢山のミュージシャンが演奏する中、wearerを選んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
下北沢の街なかで、次は何を見に行こうか、そわそわと楽しんでいるお客様の雰囲気、本当に夏のお祭りの雰囲気でした。
ミュージシャンとして、このお祭りに参加できたこと、誇りに思います。
ありがとうございました。

そしてその翌週は、渋谷LUSHの9周年アニバーサリーにてwearer演奏させていただきました。
渋谷LUSHは、wearerが初めてブッキングをいただいたライヴハウス。
うちのえいちゃんが「LUSHは第2の青春」みたいなこと言ってて、本当にそんな感じです。
毎年アニバーサリーの月に演奏することができて、本当に嬉しいです。
これからもいろんな形で、ご恩を返せていけたらな、と思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

次回のwearerは、少し間があきまして、8月9日(土)に渋谷LUSHです。
ユームラウトのリリース・パーティ、対バンはおとぎ話、パブリック娘。、最高じゃないか。
どうぞよろしくお願いいたします。

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しかしながらいつものことながら、大きなイベントが終わった後の、何事もなかったかのようにおかまいなしに日常が始まるこの感じ、本当に不思議な気持ちになります。

人間界に帰ってきた馬場ラムネのようなこの気持ち、嫌いじゃないです。
夢だけど、夢じゃなかった、この気持ち。
すてきです。

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季節のせいなのかなんなのか、ここのところ、結婚のお祝いにお呼ばれする機会がいくつもありまして。
ちなみに、6月に3本、7月に2本、8月に2本、お招きいただいております。
ライヴの予定ばりに結婚式の予定が入っている…むしろライヴの予定より多い。
みんなどれだけ結婚すれば気が済むのだろう。
いやはや、おめでたいことです。
しかし僕の周りは結婚していく人々が絶えない。
ご祝儀に余裕で100万以上使っている自信がある。
そして、結婚式の大概のことは見抜く自信がある。

否が応でも、時の流れを感じる。
とにかくみんな大人になっていく。
「奥さんと子供を養うために転職しなくては」などという話が聞こえてくる。
「子供の小学校を私立にするか公立にするかで、義理のお母さんと揉めている」なんていう話もあったりする。
ついでに「お前バンドなんかやってたの?!」と困惑する声も聞こえてくる。

ご安心ください。
世の中がどんなに移り変わろうが、僕だけは何も変わらずにここにおります。
ここで歌っております。
よろしくお願いいたします。

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あ、そうそう!
下北沢サウンドクルージングから、wearerの新しいTシャツの販売が始まりました。
なんとイラストは玉置勉強先生書き下ろし!
おやすみ中のベーシスト、えいちゃんをモチーフに書き下ろしていただきました。
休んでいる間も、一緒に活動できるようにね。
いわば、ど根性ガエル的なアレです。
ピョン吉です。
ライヴ会場にて販売しておりますので、機会があったら、お手にとってくださいね。

玉置先生は、僕が大学生の時から好きで。
当時「恋人プレイ」という先生の作品を愛読してました。
大学生の頃から好きだった方とつながれるなんて、やっぱり僕は嬉しいです。
何か当たり前のことのような気がしてしまうけど、とんでもない、奇跡みたいなもんです。
音楽以外でも、こういうご縁ってあるのだな。
ありがとうございます。

先生の最新作「親父の愛人と暮らす俺」も、単行本が絶賛発売中です。
ぜひとも。





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ここには、ただつれづれに日々のことを書きたいと思ってるのだけれど、結局、大体は、バンドの話になってしまう。
働いて、歌って、それだけで、本当に他には何にもないんだなー、と思う。

家に帰れば、なんだかかえってバタバタしてしまうから、仕事帰りの電車の中、iPhoneでこれを書いている。
電車の中では、学級委員がそのまま大学生になったような女の子が、心の底からどうでもいいような話を、大真面目に大声でまくしたてている。
ほんの少しでいいからお酒が飲みたい、そう思いながら書いている。
どうして僕はバンドをやるんだろう、などと、どうせ答えを出すつもりもないことを、考えるフリなどしながら、これを書いている。



(写真は佐藤早苗ちゃん。いつもありがとう。サウンドクルージングの時の様子です!)