2012年1月23日月曜日

かさなる誰かと約束を待つように。

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、YKです。

・新宿MARZにてThe Future Ratioを拝見する。


2.18の企画に出演してくださる、The Future Ratio。
以前、前身バンドのthrowcurveにも、wearer企画にてお世話になりました。
またご一緒することができて、光栄です。

何台ものシンセを携えた独自の編成で鳴らされるダンス・ロックは、RatsoN氏の世界観そのもの。
月曜日だというのに、MARZのステージはすっかり彼の色に染め上げられていた。
 「俺たちは、ただ消費されていくダンス・チューンをやってるんじゃない、アートをやってるんだ」という意志がびしびしと伝わってくる。
この日はギター・ロック的なアプローチの新曲も披露していて、さすがの懐の広さを感じました。

・そして、2.18、もうひとつのゲスト・バンド、ナナイロマン。


ナナイロマン、実は以前何度か対バンするチャンスがあったのですが、実現せず。
ここにきてご一緒できる運びになりました。ありがとうございます。
きらびやかで、ロマンチックな、色とりどりのダンス・ポップ。
今回の出演者の中で、おそらく一番若いというのに、この完成度の高さ。
恐れ入ります。

こんな強力なバンドを迎えてしまいました。
そして後ろに控えている、FURAGO、DENSHI JISION。
これこそまさに、前門の虎、後門の狼。
とにかく、僕らもこころを込めてやります。それしかない。
2.18、お待ちしております。

・渋谷にて、ザ・クレーターの奥田くん、エレキングのしげさんと、しこたま飲む。
とにかく飲み過ぎた。次の日もまだ酔っぱらってました。
そして何より、しげさんの熱い人柄に触れた日だった。また飲みたいな。

・PROPOSEの吉田くんやユームラウト西村くん、元monstarrの沖くんなんかと秋葉原の四文屋で飲む。
この日も飲み過ぎた。最近、だいたい飲み過ぎている。そして興味深い動画を見つけた。


・渋谷homeにて、弾き語り。今年の歌い初め。
去年も呼んでいただいた、さつき姐さんの誕生日を祝うイベント。
さつきさん、おめでとう。そして、いつも、ありがとう。

この日は、リラックスした空気の中で、リラックスしすぎずにきちっとやれたと思う。
でも、この変に慣れてきた感じが、よくない。
弾き語り用の新曲書かなきゃな。
その時に、歌いたくて歌いたくてたまらない歌だけを、とにかく研ぎすませていきたい。

最後、baby blueだけはCODA天野くんとセッションでやりました。
天野くん、今年もよろしくね。

・大学のサークルでいっしょだった人たちと新年会。
いつもの渋谷、変わらない空気、変わらないひとたち。
なんというか、この、ただただ、しょうもない感じ。 最高です。

大学を卒業して、もう10年になる。
ずいぶん遠回りしてしまったけれど、僕は今音楽をやっている。
大学生のときに手に入れたもの、なくしてしまったもの、どちらのことも忘れられずに、まだ歌っている。

ねえ、聴こえるかい。
みんな相変わらずだよ。細かいことはたくさんある。でもみんな、元気だよ。
僕は歌っているよ。今やっと歌っている。
見栄や体裁やプライドや、くだらないことはたくさん胸にあるけれど、でも何より、聴かせたい歌があるよ。そのことにだけは、嘘がないんだ。

・アメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトの手がけた建物を見学しに、池袋へ。
あたたかな暖炉が印象的だった。

・SYNのライヴを見に、西川口Heartsへ。
住宅街のど真ん中にあるライヴハウス。びっくりした。

SYNのライヴ。圧巻だった。
そして、SYNのいるシーンの、とにかく自分たちのやりたいことを盛り込んでいる感じ。
勉強させていただきました。

・スタジオにて、新曲をあわせる。
僕は、バンドに新曲をもっていくのが、とにかく遅い。
今年もっとたくさんの曲が描けるように、自分をチューニングしていきたい。

・土日、みっちり仕事だった。
またあの季節がやってきたのだな、と思う。

2012年1月21日土曜日

2012/02/18 「Sentimental FOOLS」

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、YKです。

wearer本年のライヴ初め、ついにひと月前になりました。

wearer×DENSHI JISION×FURAGO presents
「Sentimental FOOLS」

2012/2/18(土)@渋谷Star lounge
open/start 17:00/17:30

LIVE: wearer / DENSHI JISION / FURAGO / ナナイロマン / The Future Ratio

DJ:Sy-Thakase.(Team DENSHI JISION,KaTie)
MC:Gappy
FOOD:青春カレー(麺処hachi × DENSHI JISION)

料金:前売り2000円(ドリンク代別途500円)

当日2500円(ドリンク代別途500円)

(大学生・専門学生以下)学割チケット1000円

(※ライブハウス窓口で、学生証の提示が必要です,ドリンク代別途500円)


年明けにふさわしく、盟友であるFURAGOに加えて、DENSHI JISIONを共催に巻き込んだイヴェントとなりました。



DENSHI JISIONとは、3年くらい前、まだwearerをはじめたばかりの頃に、青山のとあるライヴハウスで対バンして出会った。

はじめて見た時は、衝撃だったなあ。
こんなにポップなメロディを書けるバンドが、インディーのシーンにいるのかと、ほんとうにびっくりした。

「J-POP」や「K-POP」のことが好きになれない人が大勢いることもわかるけれど、 その有無を言わさない力強さを前に、「ロック」なんて霞んで見えてしまうことがある。
ポップネスとは、「好き」とか「嫌い」とかを吹き飛ばす、もっともっと力強いもの。
そしてきっと、そういう力強さこそが、その時々、世の中を動かしている。よくも、悪くも、きっと。

DENSHI JISIONのポップネスには、そんな「J-POP」や「K-POP」に決して屈することない、高い志が在る。

伝えたいことをきちんと形にして、とにかく届ける。
音楽を作り演奏すること以外にも、ミュージシャンにできることはたくさんある。
DENSHI JISIONの活動から教えられたことが、僕にはたくさんあります。
だから、こうしてまた同じステージにたてることが、本当に嬉しいのです。

The Future Ratioとナナイロマン、ゲスト・バンドも大変豪華です。
また改めて書きます。
もちろん、心強い同志FURAGOもいます。
彼らのダンス・チューンに負けないよう、僕らも心を込めて四つ打ちをプレイします。

今年は、これまで培ってきた絆をもっと大事に、より大きくしていけたらいいなと、思っています。
みんなで、とにかくみんなで、もっと風通しのいい場所をつくるために。
その年のはじめに、こういうイヴェントをやることができるなんて!

今年、きっといい年にします。
僕にとって、何よりあなたにとって。

改めまして、本年もwearerをどうぞよろしくお願いいたします。
2.18、心よりお待ちしています。

2012年1月14日土曜日

流れにまかせて。流れにさからい。

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、wearerのYKです。

年明けのことを忘れないうちに。

・下北沢シェルターにて、dry as dustとbloodthirsty butchersの2マン拝見す。
これが今年のライヴはじめか。
bloodthirsty butchersは、10年以上前にライジングサンで見て以来。
あの頃の僕にブッチャーズのよさは少しもわからなかったが、今ならわかるよ。


みんな、いつくしむように、ゆれて、聴きいっていた。
暴れてるひとなんて、誰もいなかったな。
僕も、こころの深いところに届くような演奏がしたい。
ドライアズももちろんよかった。
成田くんがものすごい女の子にキャーキャー言われていて、戦慄した。

・とんちんかんマンデーというイベントにherajikaが出るので遊びに行く。
UFO CLUBと二万電圧の2店舗開催のイベントだった。herajikaは、二万電圧でのアクト。
ハーモニー。心地よい音圧。そしてさらわれるようなコード進行。
最後の曲、鳥肌が立ちました。

・新代田FEVERにて、マイケルjapanの奥村さんの新バンド、Myth folkloreの企画を拝見す。
エヴァーグリーンなギター・ポップに、管楽器や独特のグルーヴが加わって、すごく心地よかった。
いつかどこかで見たような、甘酸っぱい気持ち。
あの頃と今がつながったような気がして、僕は勝手に嬉しかったです。

・なりっちこと成岡さんが、12月のイベントのライヴ映像を仕上げてくれた。


のみならず、各バンドごとの映像を編集して、きれいにパッケージングまでしてくれて。
なりっち、ほんとにありがとう。

僕たちは、思い出を増やすためにイベントやってるわけじゃないんだ。
だからこそ、記憶だけじゃなく、形として残すことに、すごく意味があると、僕は思っている。
だって、各バンドにDVDを渡すとき、みんなすごく喜んでくれて。
まだこの先があるって、これから僕たちははじめられるって、そう思えたな。

ありがとう、なりっち。
また飲もうね。

2012年1月9日月曜日

LIVE wearer 2011/12/18@渋谷LUSH

僕らのライヴどうこうではなく、あの日出演してくださったミュージシャンやスタッフの皆さん、遊びにきてくださったオーディエンスの皆さん、みんなで、この場所、この空気を作れたことを、心から誇りに思います。




本当にありがとうございました。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


(撮影/編集:成岡大史)

2012年1月2日月曜日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。

昨年も、wearerにはたくさんの出会いがあり、たくさんの方々に助けていただきました。
みなさんのおかけで、僕たちはうたうことができました。
そのご恩を返すべく、本年も精進していく所存です。

今、僕の目には真実が映っています。
ここから、どこを目指せばいいのか、今の僕には見えています。
うすぼんやりと遠くに。それでも予感だけは確かに。
後は、心臓が破れるまで、ひた走るだけです。

旅路の中で出会った仲間たちと、もっと自由で、もっとうつくしい場所を築くために。
誰も見たことのない場所を。
誰もやったことがないやり方で。

本年も、wearerともども、何卒よろしくお願いいたします。


忘れてしまわないうちに、年末の備忘録を。

・wearerのライブ納めは年末の大イベントで終了したのですが、YKのソロはその後もいろいろとありました。
まずは渋谷homeにて、レギュラーイベント「しょうへいバー」の忘年会スペシャル。
less quanticの平坂とふたりで弾き語りをやった。The Jamのカヴァーや、お互いの持ち曲などを。 楽しかった。
そしてこの日は、The Jerry Lee Phantomの時から大好きだったヒサシ the KIDさんがDJにて参加なさっていて。音源を渡してご挨拶さしあげた。光栄です。


しょうへいバーでは、いろんな出会いをいただきました。
しょうへいくん、ありがとう。今年もよろしくね。

・その後、wearerとFURAGOの忘年会的飲み会へ。
楽しかったのだが、とにかく、いつものように、泥酔通り越して犯罪的に酔っている者が数人おり、散々だった。ひどかった。こりごりだった。
よしたかくん、幹事ありがとう。

・「50/50」という映画を新宿にて見る。
決して派手ではないけど平穏無事な暮らしを営む主人公が、ある日突然ガンになり…というよくある話だった。
いや、面白かった。何より、主人公がカウンセリングを受ける研修生の女の子がかわいかった。
だが、この手の映画は、テーマを選んだ時点で、ある程度の点数を稼げてしまうと思うのだが、その代わりに余程のことがないとその先に行くことはないのでは。
そして、手あかまみれなだけでなく、選んだ時点でかなりの自由度を失うこのテーマを、なぜ制作者側が選ぶのか、そのこと自体に興味はある。

・ハモンスタジオの忘年会に顔出す。
思えば、前回の忘年会の前くらいに僕らはハモンスタジオと出会っており。
感慨深かった。
いまやハモンスタジオは、僕らにとってなくてはならない、単なるスタジオ以上の大切な場所。出会えて本当によかった。
そして何より、けんじさん、ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

・タカ吉田くんから連絡があり、急遽渋谷にて飲む。
山家にてべろべろになった後、サイゼリアへ。
「そろそろ白黒はっきりさせたほうがよいのではないか」という吉田氏の提案で、「サイゼリアのパスタメニューをどちらが先に食べきるか」という勝負になったのだが、二人とも二皿目の途中で気絶した。

・渋谷homeにてライヴ納め。
えいちゃんとふたりで弾き語りをする。とてもあたたかい気持ちになったな。
今年は、えいちゃんの歌とキャラクターを極限まで活かす曲作りをしていきたい。
僕は、彼女と出会うことができて、本当によかった。

・ザ・クレーターの奥田くんと渋谷にて飲む。
彼とこのタイミングで再会できてよかったな。飲み過ぎた。

・大晦日は、渋谷guestのカウントダウンイベントにてDJ。長かった。
弾き語りというフォーマットでの表現について、いろいろ考えさせられた。
ミュージシャンと箱の関係についても。
僕は、僕たちは、もっともっと自由になれるはずだ。

・深夜にイベントは終わり、その後LUSHに年始の挨拶に。
LUSHのカウントダウンイベントであるBeat Happenningを少し拝見する。
ギターロックと聞いて想像する響きが、今の十代のひとたちと僕とでは違うのだろうな。
そんなふうに思った。
水口さん、おつかれさまでした。