2011年12月26日月曜日

いつまでも手をつないでいられるような気がしていた。

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、wearerのYKです。
企画もやっとこ終わったということで、 ここ最近の出来事をまとめてみたいと。

・とにかく、企画までの2週間は、暇さえあればハモンスタジオにてデモ音源のミックス/マスタリングの立ち会いをしていた。特に企画前の1週間は、仕事の後毎日スタジオにお邪魔していました。おかげですてきな音源に仕上がったと思います。エンジニア/プロデューサーのけんじさん、ありがとうございました!
http://soundcloud.com/wearer

もうね、けんじさんは、wearerにとってのジョージ・マーティンなわけで。
wearerのいいところを、最大限に引き出してもらいました。
ナメック星で最長老に会ったみたいな感じです。
けんじさん、今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみにデモCDは、ライヴ会場にて販売中です。
とっておきのあの曲の音源は、CDでのみ、お聴きいただけます。
こちらもよろしくお願いいたします。

・渋谷homeのブッカー、五月さん率いる「maymayと華麗なる楽団」のライヴ@渋谷homeを拝見す。
楽団はこのライヴをもって活動休止するそう。五月さんは、ライヴハウスという現場を表からも裏からも支えている人だと思う。次の展開を楽しみにしています。ひとまず、お疲れ様でした。

・DENSHI JISION吉田くんと渋谷で打ち合わせ。とにかく話が進むのが速い。DENSHI JISIONとは、来年一緒にいろいろ仕掛けていきます。串揚げうまかった。

・仕事。あれやこれやと打ち合わせが多かった。今までなんとなくで放置されてきたことに、きちんとガイドラインを作っていく。やれるだけのことはやります。ただ、最終的にオーソライズするのはどこの部署なのかということは、はっきりさせておきたい。

・クレイマン・クレイマンの企画を拝見す。下北沢GARAGEにて。僕らの企画の翌日だった。
クレイマン・クレイマンの演奏は、めくるめくあざやかさを持っていて。その職人的なこまやかさに、中川くんのドラムが熱を与えていた。
オーディエンスも変に盛り上がったりしないで、噛み締めるように聴いていた。
対バンのひらくドアもよかった。サイケ感がすごく増してた。

しかし、クレイマンに比べて、僕らのやってる音楽がいかに直線的なものかってことを改めて感じたな。でもとにかく、僕らはこれをやるんだ。そう思った。

・はいからさんの近田くんと吉祥寺にて飲む。
最近、弾き語りなんかで一緒になる近田くん。ダンディだった。
来年はバンドで一緒にやりたいな。

・spinozaのライヴ。新高円寺ライナーにて。このライヴをもって、活動休止だそう。
そんなこと抜きにして、この日のspinozaは、すごくよかった。特にまあこちゃんのドラムからびしびし気迫が伝わってきた。だから、やっぱり、残念だよ。
spinozaとは、LUSHのブッキングで出会ったんだよな。
そりゃやってることはだいぶ違うけど、バンドを始めた時期も、世代も近くて。
それで当時は使ってるスタジオが偶然同じで、仲良くなったんだよな。年末に企画に呼んでもらったりして、楽しかった。
僕らは、spinozaを通じてたくさんの出会いをもらったよ。大体、今のドラマーの陽介とだって、spinozaがいなけりゃ出会ってないんだからさ。ありがとう。
また何かの形で、いっしょにやれたらいいな。おつかれさまでした。

・新宿motionにてオワリズム弁慶のライヴを拝見す。やりたいことがはっきりしているひとたちは強い。

・FURAGOのsoosu、HOTELSのシータカくんと、歌舞伎町の某所にて打ち合わせ。有意義なブレイン・ストーミングだった。とにかくいろんなアイディアが、出てくるわ、出てくるわ。来年、本当に楽しみだ。

・VIENDA!@渋谷LUSH&home。
仕事の帰りにちょっと顔出す。るこちゃんのDJかっこよかったな。 パーティ・ピープルが持ってる夜の華やかさ、この日もまぶしかった。

・渋谷guestにて月一のYKブッキング「We are the Boys」。DJのみ。クリスマス・イブだということで、クリスマス・イブ感のいっさいないDJを招集した。
僕はこの日、初のDJチャゲアス名義で、チャゲアスだけ流す。しかし、チャゲアスのトラックのフロア感のなさに想像以上に戸惑ったが、楽曲の持つパワーが半端ないので、まったく問題なかった。久々にSAY YES聴いた。

この日をもって、guestでのブッキングは年内の予定を全て終了。勉強させていただきました。コバカツさん、ありがとうございました。

イベント終了後は、ユームラウト田所君の家で飲む。楽しかった。西村くんがパイ投げの標的にされていた。


まるでダムドみたいだぜ、西村くん。
メリー・クリスマス。

2011年12月24日土曜日

「Last UNIQUE vol.3」無事に終了いたしました。

お世話になっております。
センチメンタル日本代表、wearerのYKです。




ご挨拶遅くなりましたが、12.18、「Last UNIQUE vol.3」にお越しいただいた皆様、出演してくださった皆様、渋谷LUSH/homeのスタッフの皆様及び関係者の皆様、本当にありがとうございました。
今回は200を越えるひとにお集まりいただき、盛況のもと、無事に公演を終えることができました。
これもひとえに皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
そしてwearerの今年のライヴ予定は、これにてすべて終了です。
皆様、本年も本当にお世話になりました。

僕ら以外の皆様のライヴ、できる限り拝見しましたが、皆さんをお誘いしてよかったという想いが、その度に強くなりました。
Sentimantal Toy Paletteの井上さんが、「ジャンルレスすぎて面白い!」と言ってくれたけれど、ほんとその通りで。
でも、これほどジャンルレスでも、どこかストーリーがあるイベントにすることができたのは、間違いなく皆さんのおかげです。
ありがとうございます。また必ず、どこかでご一緒させてください。

そして僕らwearerのライヴも、信じられないくらい盛り上げていただきました。
フロアには、もうすでにとびきりの波ができあがっていて。僕らはそこに乗せてもらっただけでした。
僕らの言葉とメロディとビートが、どんどんフロアに吸い込まれていくのを感じました。
そして、そこから返ってくる、熱、熱、熱。
こんなにもあたたかいオーディエンスの皆さんに恵まれ、僕らは本当にしあわせなバンドだと思います。

今年、wearerにとっては大きなトピックがいくつもありました。
新メンバーが加入し、ハモンスタジオにお世話していただくようになり、オーナーであるけんじさんがキーボーディストとしてサポートしてくださったり、レコーディングの面倒を見ていただいたり。
そうしてライヴを続けていくうちに、今では盟友であるFURAGOをはじめとする、たくさんの、志を同じくするミュージシャンとの出会いがあったり。
仲間を増やしながら続けていく長い旅のような日々は、すばらしく、そして夢のように過ぎていきました。
先日のライヴをやりきって、そんな最高の1年の、最高の締めくくりすることができたと、そう思っています。

思えば、去年からはじめたこの「Last UNIQUE」。
はじめ話をもちかけられたときは、本当に無理だと思いました。
僕は歳こそくってますが、バンドのキャリアは浅く、この時は自主企画の経験もほとんどありませんでした。
でもね、やってみればできるもので。
僕らはこの「Last UNIQUE」を通じて、様々なノウハウを勉強させていたただくことができました。課題もたくさん見つけました。
バンドとしても、「Last UNIQUE」でのライヴを経験するたびに、強くなることができました。
そして何より、この2店舗という形だからこそ、たくさんのミュージシャンたちとつながり、たくさんの仲間をつくることができました。
きっかけを作ってくれた渋谷LUSHそしてhome、特に宮内くんには感謝しています。

そんな「Last UNIQUE」も、ここで一区切り。
来年は皆さんに恩返しができるよう、ここからさらにステップアップしていきます。いくしかないぜ。

とにかく、いい1年でした。
僕らにはまだまだやりたいことがあり、そのためにやらなくてはいけないことが山ほどあります。
そしてそれを、まだ誰もやっていないやり方で、成し遂げたいのです。
今、体も心も疲れ切っていて、正直今にもゲル状に溶け出しそうですが、それでもソウルの部分はひかって、わくわくしています。

「あなたの夢はなんですか」という問いかけに、僕は今なら答えることができます。
僕にとって、僕が生きている「今」が夢であり、僕が生きている「ここ」が夢です。
夢はもう手に入れています。
後はそれを大切に育てていくだけです。

来年も、wearerともども、何卒よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


最後に。
ライヴ写真をいろんな方が撮ってくださったんですが、代表してくまさんの写真を何枚か。
他の方々がとってくださったものも、おいおい公開させていただきます。
くまさん、はっぱさん、佐藤さん、どうもありがとう。










おまけ。

2011年12月18日日曜日

12.18(sun) wearer PRESENTS "Last UNIQUE vol.3"

wearer PRESENTS
「Last UNIQUE vol.3」
2011.12.18(sun)@渋谷LUSH&home
adv.¥2,000 / door.¥2,500(+1D)
OPEN 15:00/START 15:30

【home side】
DJ:タツ(リズムともだち/UP&UP/home)

15:55-16:25 ユームラウト
16:45-17:15 wonder wonder
17:35-18:05 フレグマ
18:25-18:55 ザ クレーター
19:15-19:45 エリーニョ&Sweetest Friends
20:05-20:35 CODA
20:55-21:25 イナメナイ

【LUSH side】
DJ:Shinichi Yokoyama(Low Pitch)

15:30-16:00 PROPOSE
16:20-16:50 DENSHI JISHON
17:10-17:40 Sentimental Toy Palette
18:00-18:30 moja
18:50-19:20 QU'ON
19:40-20:10 COMA*
20:30-21:00 FURAGO
21:20-21:50 wearer













2011年12月11日日曜日

Last UNIQUEのこと。これからのこと。

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、YKです。

次の日曜がやってきたら、僕らはLast UNIQUEっていうイベントをやるんだ。


去年からはじめたこのLast UNIQUEも、次で3回目になる。

最初、このイベントをやろうと誘ってくれたのは、他でもない渋谷LUSHの宮内くんだった。
まともなイベントをほとんど主催したことのない僕らに、いきなり2店舗の企画をやることができたのは、宮内くんのおかげです。
彼は今回COMA*のドラマーとして、プレイヤーとしてもイベントを支えてくれます。
宮内くん、あらためてありがとう。

2店舗、と言われて僕が最初に思ったのは、まず、ダンス/フロア感のあるバンドと、歌心の強いバンドがクロスするイベントにしたいということ。
そして、既存のイベントやブッキングの派閥を越えるような、あたらしい「シーン」を作りたいということ。

多くの人が感じているように、今のライヴハウスの現場には、「シーン」がないと僕も思っています。
それは、ただ単に親しい人たちや似通った音楽性を持った人たちの集まり、という意味ではなく 、意志や思想を持った「シーン」がないということです。
文学で言えば、「文壇」みたいなものだと思います。

そもそも、音楽の業界も決して経済的に豊かであるとはいえないこの時代、ミュージシャンが、誰かの手が差し伸べられるのを待つことに、何の意味があるのでしょうか。

インディペンデントな芸術活動においては、その目的や成果の捉え方は様々です。
でも僕たちは、ポップ・ミュージックをやっている以上、それをより多くの人たちに届けたいと思っています。
そして、多くのひとを巻き込んだときに起きる大きなうねりを、僕は見たいのです。

メーカーに売り込み続けるのではなく、自分たちでリリースをする。
イベンターに誘ってもらうのではなく、イベントは自分たちでうつ。
フェスに呼ばれるのではなく、フェスを自分たちでやる。

僕はLast UNIQUEを通じて繋がった仲間たちと、来年、もっと大きな場所をめざしたいと思います。
もっと自由で、もっと風通しのいい場所を。

大げさな話になりました。

でも、Last UNIQUEっていうのは、僕にとってそういうイベントなのです。
今回も、そんな僕らの疎い想いに応えてくれる、最高の面子が集まりました。
だって例えば、FURAGOとフレグマが一緒にプレイするイベントなんて、他に絶対ないよ。
その間に立って、みんなが楽しめる空気を作ることが、wearerの役目だと、そう思っております。

本当はイベントなんて、お客さんとミュージシャンと、関わってくれたひとがみんな楽しんでくれたら、それでいいのです。
でも僕はこの先、もっともっとみんなで楽しみたいし、もっともっとみんなでおおきな夢がみたいのです。
だからちょっと、頭でっかちなことを言ってみました。ごめんなさい。

12.18(日)、誰よりも僕が楽しみにしています。
この日、wearerは今年一番のプレイをします。
LUSHとhomeでお逢いしましょう。
心より、お待ちしています。

2011年12月7日水曜日

僕の命が、魔法で光るのさ。

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、YKです。
お昼ご飯はおにぎりとヘルシアです。
コンビニのおにぎりの中では、ローソンのやつがダントツで好きです。

・前の職場の同僚と飲む。丸ビルにて。
結婚したばかりの彼は、奥さんを連れており。とてもしあわせそうだったな。
もう旦那さんの顔をしていた。
友達に奥さんを紹介する時、どんな誇らしくて、どんなに甘い気持ちがするんだろう。
丸ビルなんて普段まったく行かないから、東京駅で降りて、ちょっと道に迷った。ほんとに。

・PROPOSE吉田くん、NaLas大津くん、ユームラウト西村くんと秋葉原で飲む。
そもそも吉田くんと約束をしていて、秋葉原の改札で偶然西村くんに会って(びっくりした)、大津くんが合流して、という流れ。
俵やという、すごくすてきな店だった。安い。うまい。おっさんくさい。最高です。
吉田くんがなぜだかヘベレケになってた。
僕も最近、ものすごく酒が弱くなったよ。意識がとぎれとぎれになる。酒やめよう。

・道玄坂をのぼったところにある、回転寿司屋にて飲む。
回転寿司なんだけど一品料理がおいしい店で、ちょいと飲むのにちょうどよいのです。
コバカツ先輩に教えてもらってから、時折足を運んでいる。
キスの天ぷら。刺身盛り合わせ。ぶりかまの唐揚げ。どれもおいしかった。
最近、肉より魚が食べたくなる時、結構あるよ。歳だ。

・ハモンスタジオにてミックス作業の続き。
一度やり方が定まると、作業がものすごく速い。
けんじさんは、僕らのおいしいところをわかってくれている。ほんとにありがたいです。

代々木Zher the ZOOにて、SCARLETのワンマンを拝見す。
とてもとてもシンプルなライヴだった。
奇をてらわず、狙いすますことなく、「俺たちはこれでいいんだ」という自信にさらりとみちていた。
すごくすてきだったな。
僕は洋介さんの声がとても好きなんだ。


結成10周年、おめでとうございます。
来年は、また御一緒したいです。

・その後、一杯飲んで帰ろうとhomeに顔を出すと、偶然FURAGOのsoosuと遭遇。
そのまま一緒に飲む。来年に向けてあれこれ話す。
こうやってヴィジョンを共有できる仲間がいることが、ほんとうにうれしい。
来年も楽しくなるよ、きっと。きっとね。

・休日もミックス作業の続き。
けんじさんを夜遅くまで軟禁して、作業していただく。
ミックスだけでなく、キーボードのパートを入れていただいたりした。
朝目覚めたら、Dropboxに音源がアップされていて。けんじさんの男気にしびれました。
Dropboxの利便性にもびっくり。
そして、こういったツールを最大限に生かすことが、働くミュージシャンにとってすごく大事なことなのではないか、と、今更実感しています。


・僕は職場の忘年会の幹事なので、ビンゴゲームの景品を買いに東急ハンズへ。
僕は、ほんとにこういうレクリエーションのセンスないんだよなー。
でも、職場のひとがよろこぶ顔をイメージして、頑張って買いました。
年配の方が多いから、癒しグッズがいいかな、なんて、テーマを決めながら。 
そうすると、不思議と集められるものなんですね。やっぱりコンセプトは大事です。

そうして買い集めた品々を、酔っぱらってどこかへなくしました。死んでしまいたい。


・凪さんが久々にアニソンDJをするというので、六本木へ。
毎度のことですが、六本木の街に降り立った時の場違い感が半端じゃない。
みんな何かを期待してそわそわしている夜の街で、東京タワーがとてもきれいだった。

凪さんのDJは、グランゾートやゴウザウラーなど、僕ら世代の胸をぶち抜く選曲で。
子供の頃、毎晩テレ東見てたことを思い出した。


若い人がたくさんいる中で、筋通してるなあ、戦ってるなあ、と思った。

・渋谷guestにて、なりさんの企画。
あたたかいムードで、とても楽しかった。なりさんの人柄だ。
打ち上げで、フレグマ村上さんとスパイラル・ライフの話で散々盛り上がった。
僕はスパイラル・ライフの話だけで三日三晩飲めるよ。



この曲の元ネタである、ゴーギャンのことを思う。
僕らはどこからきて、僕らはなにもので、僕らはどこへいくのだろうね。