2015年2月28日土曜日

2015、よろしくお願いいたします。



平素より大変お世話になっております。
wearerYKです。
2015年になって、早ひと月がたってしまいました。
今更感が半端ないですが、本年も何卒よろしくお願いいたします。

目下制作期間中のwearerですが、2015年のキックオフに向けて、アーティスト写真を新しくいたしました。

(撮影は僕らのライヴ写真でもおなじみの佐藤早苗さん。おかげで、すごくすてきな仕上がりになりました。ありがとう!)

wearerはこの新しい姿で、今年もいろいろ挑んでいきたいと思います。
3.14の大阪でのライヴ以外、しばらくライヴはないのですが、新曲たくさん書いていい音源を作りたいと思っておりますので、しばしお待ちくだされ。何卒よろしくお願いいたします。

で、まあ新しいアーティスト写真をご覧いただければおわかりになるように、キーボードの田村ケンジが、ちょっとwearerをお休みすることになりました。
去年今年と、ケンジさんの暮らしにいろんな節目があり。そんな中で音楽活動よりも、もっともっと優先しなくてはいけない、大事なことがたくさんあり。
僕らは、そのたくさんの大事なことのために、ケンジさんにバンドを休んでもらうことにしました。
ライヴも、新しいアルバムの制作も、今年はケンジさん抜きで行きます。
もちろん心細くはあるけれど、僕らは立ち止まるわけにはいかないから。
今年は去年よりずっといい演奏をして、前作を越える音源を作ってみせます。やります。

えいちゃんがお休みにすることになったときも、僕はバンドを止めずに続けることを選びました。
音源ではツイン・ヴォーカルの曲を、ライヴのおいて僕がひとりで歌うこと自体にいろんな意見がありました。
「ツイン・ヴォーカルを売りにしてんのに、ヴォーカルがひとりしかいないならライヴなんかやらなきゃいい」みたいなことを言われたりもしました。
確かにCDを聴いてくださったお客様にとっては御期待に添えない部分もあったでしょうし、いつにもまして明確なコンセプトやキャラクターが必要とされるこのご時世に、僕らのようなあやふやなバンドは、なんてプロモーションの下手くそな連中だと思われていたことでしょう。

それでも僕は、休まずに続けて本当によかったと思っています。

バンドとは、僕にとって長い長い旅のようなもので。いろんな人が出たり入ったりしながら続いていきます。
旅の最中は、ずっと前で戦ってる人もいれば、後ろを守っている人もいれば、馬車の中に引っ込んでいる人もいれば、ルイーダの酒場に控えている人もいるのです。
傷つき倒れることだってあるけど、それでも旅は続きます。
どうして旅を続けるのか、それは正直、僕にもよくわかりません。
ただひとつ言えるのは、もし旅をやめたら、死ぬほど後悔するだろう、ということだけです。

ケンジくんは演奏することはないし、制作に関わってもらうこともできないけれど、それでも僕にとっては大事なメンバーのひとりです。
僕はとにかくwearerを続けます。
いつ誰が、この場所に戻ってきても、僕がちゃんと受け入れられるように。

ちなみにえいちゃんは、相変わらず育児を優先しております。でも、レコーディングには参加してもらうし、ライヴもここぞというときには引っ張り出してくる予定です。

その時できる面子で、その時できる最高のことをやればいい。それが僕にとってのwearerです。
わかりづらくてごめんなさい。
でも、心を込めてやります。

今年一発目のブログが、なんだかシリアスな感じですいません!
でもwearerは着実に次のステップに進んでいるし、本当に頼もしい最高の助っ人も決まっています。早くみんなに、この新しい体制でのライヴを観て欲しい!
頑張ります。

今年もwearerは立ち止まらずに駆け抜けていきます。
皆様、何卒よろしくお願いいたします!