2014年12月17日水曜日

どうか元気で、お気をつけて。

平素より大変お世話になっております。
wearerのYKです。

気がついたら、今年ももうおしまいの季節になってしまった。
僕は、ど平日だというのに、眠れずに、ビールを飲んで、こんな時間にブログの更新なんざしている。
馬鹿だ。

☆☆☆

この1年、どんな1年だったか、と言われれば、いつもどおりの1年だった。
できるだけ一生懸命に、バンドやって、仕事して(あるいは、仕事して、バンドやって)、それだけのシンプルな1年だった。
どれだけ一生懸命やれたのかは、僕にもわからない。
でも、まだまだやれることがあったことは、確かだ。

もちろん、「いつもどおりの1年」の中にも、いろんないろんなことが、たくさんたくさんあった。
メンバーや、友達や、身の回りの多くの人たちの人生が、どんどん動いて行った。
よしにつけ悪しきにつけ、当たり前だったことが、どんどん当たり前ではなくなっていった。
当たり前のように顔をあわせて、当たり前のようにお酒を飲み、ぐでんぐでんになって終電を逃しても何も恐れず、シメにとんこつラーメンを食べてしまうような、そんな当たり前の風景が、少しずつ僕の日々から遠ざかって行った。

これを青春というのだろうか。

僕は、とにかくぶれずにいようと思った。
基本的に僕は、ぶれようにもぶれようがない。そう思っていた。僕には、この生き方しか選びようがない。
それでもとにかく、ぶれようのない僕にも、強い意志が必要だった。
ここにいること、ただそれだけに、強い意志が必要だった。
そういう年だった。

仕事は仕事で、なにかどんどんややこしい話になっていて、とにかく振り落とされないように必死だった。
今に始まったことではないが、このままこの仕事を続けていていいのだろうかと、たちの悪い想いが何度も頭をよぎった。
まあ、でも、頑張ります。もちろん。
仕事頑張ってこその、僕ですので。

wearerはといえば、去年CDをリリースしてから、すごくいい流れで1年過ごすことができた。
とにかく諸先輩がたの胸をお借りする機会が多かった。
どなたも、僕が学生のとき、好きで好きで憧れていた方々ばかりで。
はじめてサーキット・イヴェントにも参加することができた。
あちこちで出会いがあり、いろんなところでいろんな方にお世話になり、友達がたくさんできた。
河西くんがイヴェントに呼んでくれたことも嬉しかったなー。一緒に仙台行ったりして、最高に楽しかった。
思い起こせば、夢のようなことばかりだ。
でも、夢ではないから、精進します。

☆☆☆

この年末、あと少しだけ演奏する機会があります。
来年は、次の音源に向けて、本格的に製作期間に入りますので、ライヴの本数はぐっと減る予定です。
よかったら、今年のwearer、ぜひともご覧になってください。

次のライヴは、12.20土 恵比寿BATICAでのwearer主催イヴェントです。
今年もとにかくいろんな方にお世話になり、その感謝を少しでも演奏と企画でお返しするべく、このイヴェントを決めました。
何より何より、この1年、僕らの音楽を聴いてくださった皆様へ、愛と感謝を込めて。
とにかく特別な編成で、久しぶりにロング・セットをやります。
1年間、本当にありがとうございました。

そして、このタイミングで、とっておきの新曲を何曲か演奏しようと、思っております。
次の音源に入れるために書いた曲です。
すごく思い入れのある曲です。
届いてくれればいいと、そう願っております。届くように、頑張ります。

☆☆☆

なんというか、ブログなんて、誰に頼まれて書いているわけでもないんだから、好きなことを好きなように書けばいいんだから、何を書いたっていいはずなのに、結局僕はバンドのことをたくさん書いてしまう。
つまりは、僕の人生とは、そういったものなのだろう。
なんてくだらなくて、なんてすてきなんだろう。
すいません。

ひとくちにバンドマンといっても、すごく職人気質な方もいれば、なんだか芸能人みたい立ち振る舞いの方もいて、いろいろです。
僕は、難しいことはわからないんだけど、バンドをやるのが好きな男です。バンドっていうのは仲間とやるもので、僕はひとりで音楽やることとかには、それほど興味ありません。つまりは、そういうことなんだと思います。

こうして2014年が暮れて行く。
もう行ってしまうんだね、2014。
楽しかったよ、2014。
あなたのことがとても好きだった。2014。
あとわずかな時間、全力で駆け抜けていく所存ですので、皆様、何卒よろしくお願いいたします。

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