2012年8月21日火曜日

0821

いつもお世話になっております。
センチメンタル日本代表、wearerのYKです。

毎年この時期になると、とにかくセンチメンタルがひどいです。
業務に差し障りがあります。

理由はたぶんありません。
「雨が降る前には節々が痛む」ようなものです。

大体毎回頭の中で会いたいと叫んでおります。

そしてブログをもうちょっとまめに更新して行こうかなと思う次第であります。


この8月で職場が異動になった。

仕事の内容があまりに変わってしまい、とまどいしかない。
GLAYの「とまどい」ばかり聴いています。
すいません、嘘です。

以前背中合わせに仕事をしていた同僚と、また席を並べることになった。
彼は随分前に遠く西の方に帰ったはずだったのだが、なぜだかまた一緒に仕事をすることに。ご縁だ。

ただ、久しぶりに会った彼は、二児の父親になっていた。
一児っていうか、二児っておまえ…
毎日愛妻弁当を持参する彼とは、お昼ご飯を一緒に食べに行くこともないし、カラオケでTM NETWORKを歌うことも、もうないのだろうな、と思う。
時は流れる。

あたらしい職場は、大きな大きな小綺麗なフロアに、たくさんの人が黙々と働いていて。
なんでもスーパークールビズとやらで、みんな思い思いの格好で業務にあたっていて。
まるでテレビに出てくる外資系企業みたい。

とてもとても大きな窓からは、死にたくなるほど青い夏の空がいつも見えて、僕はなにやってんだろうと思う。
思えば遠くへきたもんだ、と思う。


ある日どでかい逆転満塁ホームランが出て、人生が一変するようなことはないとわかった。
でも、やり続けていれば、願い続けていれば、人生はよりよいほうに少しずつ流れて行くことも、よくわかった。

結局、人生は願ったようになっていく。
どんなつまらないひとでも、チヤホヤされたいと命をかければチヤホヤされるようになる。
どれだけの覚悟が、どれだけの執着があるのか、というだけの話だ。
だから、当たり前だが、できることから積み重ねていく。
嘘のない言葉を紡いでいく。


「過去など振り返っても仕方ないがないから思い出などいらない」などと嘯く人間に対して「思い出」を擁護する言葉があるとすれば。
思い出とは、ただやさしくなるためにあってもいいものだと、僕は思う。

これほどまでに孤独や退屈をまぎらわすためのツールが発達し蔓延していれば、まぎらわせたくなるのが人情ってもので。
それでも僕は、孤独は我々の味方だと思う。
我々のことをよく知る、愛すべき隣人だと思う。

ほんとのことなどわかるわけもないし、どうでもいい。
だから何もかもが嘘であったとしても、僕だけが馬鹿を見ているとしても、僕はあなたのきれいな顔を知っているから、今日もそのことを歌う。

0 件のコメント:

コメントを投稿